寒く長い冬が過ぎると、春とともに3月3日の上巳の節句(桃の節句)が巡ってきます。現在では、節句といえばおもに「上巳」と5月5日の「端午」とされていますが、かつては「人日(1月7日)」・「七夕(7月7日)」・「重陽(9月9日)」とともに五節句と総称され、朝廷や武家などにおいて、年中行事を行う日のなかでも特に重要な日とされていました。明治政府により五節句が廃止された現在でも、「上巳」や「端午」には子供達の健やかな成長を願って各家で雛人形や武者人形などが飾られています。
この展示会では、南丹市内各地より寄贈された江戸期から昭和にかけての雛人形や武者人形、土人形などのほか、現在も南丹市内に残る、4月3日に雛祭りを祝う風習などについても紹介します。それぞれの時代に飾られた人形達と、それにこめられた人々の祈りに思いを馳せていただければ幸いです。
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会 期 |
2012年3月24日(土)〜5月28日(月)
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休館日 |
毎週火・水曜日
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開館時間 |
午前9時〜午後5時(※1)
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入館料 |
大人200円、学生150円、小中学生100円(※2)
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(※1)入館は午後4時30分まで
(※2)20名以上の団体は入館料2割引、南丹市在住の小・中学生は入館無料
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