日時: 平成22年3月21日(日・祝)  午後1:00〜
場所 : 南丹市日吉町郷土資料館 かやぶき民家
参加者 : 9名
 
3月21日(日・祝)午後1時より、日吉町郷土資料館のかやぶき民家でこんにゃく作りの体験講座を開催しました。当日は、ぶり返した寒さにも関わらず9名の参加者があり、和やかな雰囲気の中で行われました。前回同様、資料館で育てた生芋を使い、今回は木灰も資料館で採ったものを使いました。木灰を使ったこんにゃく作りは2回目となり、手順は解ってきたものの、芋の混ぜ加減や灰汁の量など。長年の勘などが必要となる作業が多く、経験豊富な地元の方によるご指導は、大変心強いものでした。本講座の参加は初めてという方が殆どで、講師への質問が終始飛交っていました。参加者の熱心な姿を見て、苦労した木灰作りも、やってよかったと心から思いました。
 
   
あらかじめ芽や根、傷んだ部分を取り除いた芋をゆがき、皮をむく。その芋を適当な大きさにしてミキサーにかける。このときぬるま湯を数回に分けていれ、ドロドロになるまで攪拌する。
   
   
ミキサーにかけた芋を、ボールに移して手でよくこねる。滑らかになってきたら、灰汁を数回に分けて少しずつ入れ、ツヤが出るまで静かにまわすように混ぜていく。
   
   
練りあがった芋を、アクをつけた手で丸く平たく形作り、沸騰したお湯の中に入れ20〜30分ほどゆがく。茹で上がったら冷水で冷やしできあがり。
できたてのこんにゃくは、囲炉裏を囲んで試食しました。凝固剤を使用して作ったこんにゃくとの食べ比べもしてみました。