日時 : 平成18年11月11日(土)
場所 : 南丹市日吉町郷土資料館
協力 : ボランティアグループ さくらんぼ
 
 お正月に欠かせない白みそをつくりました。親から子、子から孫へと家庭のなかで伝統的な味を守り伝えてきましたが、その継承が難しくなっている昨今、郷土資料館において、地域の人々とのふれあいの中で伝統的な食文化を学んでみたいと思います。
<家庭での分量>
白大豆
1升(1.8s)
2升
270g
 
@ 豆は洗って倍量の水と一緒になべに入れ、約24時間から26時間浸す。
A @の鍋の水を捨て、新たに水入れ強火にかけて煮立ったら弱火にして蓋をしたまま3〜4時間煮る。
A 親指と小指でつまみ簡単につぶれる程度軟らかくなったら火から下ろす。
B 大豆は水切りをする。煮汁は捨てないでおく。
C ミートチョッパーや臼などを使って、煮豆をつぶす。
   
(ミートチョッパーを使用)
(臼を使用)
   
D 麹はバラバラにほぐし、分量の食塩を加えて均一に混ぜる。これを塩きりこうじという。
   
(塩きりこうじ)
   
E 大豆に麹を加えよく混ぜ合わせる。軟らかさが足らなければ煮汁を加え調節する。
   
   
F 容器の下に片手半分ぐらいの食塩をふり、Eを少しずつおにぎり状にして、空気が入らないように叩きつめていく。
   
   
G 裏面を平らにし、カビ防止の食塩をふりラップで覆う。
H 押しぶたをし重石をのせ蓋をし、上から通気性のないものかぶせ周りを紐でしっかりと結び涼しい所に置いて、1ヵ月くらいねかす。