一般的に3月3日は、ひな人形を飾って子どもの健やかな成長と幸せを願う桃の節句として親しまれていますが、南丹市内の多くの地域では、4月3日にひな祭りを祝います。今でも初節句の日が近づくと、母親の里からひな人形が送られ、ひし餅やカレイなど縁起物や季節感溢れる料理をお供えし、春先の楽しい行事として親しまれています。
 本展では、市内から寄贈していただいた江戸期から大正、昭和に至るまでのひな人形を時代別に紹介いたします。ひな人形が飾られたそれぞれの時代や、当時の人々のくらしぶりにも思いを馳せていただければ幸いです。


狆引官女(明治35年・橋本幸三郎)/当館蔵
   

古今雛(明治35年・大木平蔵)/当館蔵

雛道具(明治時代)/南丹市日吉町郷土資料館蔵
 
 
会 期
: 平成21年2月28日(土)〜5月10日(日)
開館時間
: 午前9時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日
: 毎週月曜日、3月20日、4月29日、5月4日
入館料
: 大人 300円(240円)、学生 200円(160円)、小人 100円(80円)
  : ※( )内は20名様以上の団体料金 ※南丹市内の小・中学生は学校休業日に限り入館無料
   
主 催 : 南丹市立文化博物館 (特別協力 南丹市園部女性の館)

 

【 展 示 風 景 】