錯覚とは、止まっているはずの絵が動いて見えたり、同じ長さの線なのに違って見えるなど、正常な状態の人が見たり聞いたりした情報が、理性的に間違っていると自分でわかっていても、なお、そのように知覚される現象を言います。
 今回の展覧会では静止図形や運動図形に対する錯視と音に対する錯聴のデモンストレーションを来場者に実際に体験していただきます。
 また、錯視デザインで有名な北岡明佳氏(立命館大学教授・知覚心理学)のオリジナル錯視図形を多数紹介いたします。脳や心の不思議な働きを体験していただければ幸いです。

 
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「蛇の回転」
Copyright A.Kitaoka 2003
「あさがお」
Copyright A.Kitaoka 2003
 
会 場
南丹市立文化博物館(特別展示室・1Fラウンジ)
会 期
平成18年7月22日(土)〜8月31日(木)
時 間

午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)

入場料
会期中無料 ※常設展も無料でご覧いただけます
主 催
南丹市立文化博物館
企 画
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
東京大学21世紀COEプログラム「心とことば―進化認知科学的展開」
協 力

立命館大学文学部心理学科