原始・古代 南丹市には古墳や集落跡をはじめとする多数の遺跡が分布しています。そのすべてで発掘調査が行われたわけではありませんが、着実にその成果は蓄積され、南丹市はもとより周辺地域の歴史を考えるうえで貴重な資料となっています。なかでも全長84メートルの前方後円墳、垣内古墳はその規模から丹波南部地域を治めた有力者の墓と考えられ、出土品は一括して重要文化財に指定されています。